「Z世代」は動画で情報収集する｜TikTok集客

これからのビジネスにはZ世代の理解が必須

Z世代という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
主に1990年後半から2000年代に生まれた人を指す言葉です。
彼らZ世代は、スマホやデジタルデバイスの利用がネイティブの世代です。

新聞やTVといった既存の媒体からは離れており、
インターネットでの情報収集が当たり前になっています。
こうした傾向は年代が若くなるほど顕著です。

すなわち、これからインターネットを通じてビジネスを行うのであれば、
彼らの消費スタイル、行動様式をしっかり理解しておく必要があるということです。
それに対応できたビジネスだけが成功できる時代が、すぐそこまで来ています。

Z世代の消費スタイルとは、どのようなものなのでしょうか。
最も特徴的なのが「動画での情報収集が当たり前になった」ということでしょう。

例えば、みなさんはオシャレなカフェや美味しいレストランに行きたいなと思った時に、
どうやってお店を探すでしょうか。

一昔前までは、Googleなどの検索エンジンや、食べログやぐるなびなどの
口コミサイトで「検索する」というのが主流でした。

しかし、今のZ世代は、もはや検索すらしません。
ではどういったお店の探し方をしているかと言えば、TikTokのAIパーソナライズで
自分自身に最適化された「渋谷でおすすめの穴場カフェ」などの動画を視聴して、行きたいお店に目星を付けるのです。

実際に、TikTok公式発表データによると、「TikTok内で紹介された商品・サービスを購入したことがある」と回答したユーザーは、2018年で12.7%、2021年には18.0%と確実に増加傾向にあるのです。

ちなみに、インターネットで検索するものと言えば勉強の際の調べものもありますが、
Z世代は勉強も動画を好みます。特にTikTok上では、歴史、英語、書籍、時事ニュースなどのコンテンツが人気で、誰でも楽しみながら学ぶことができます。

TikTokはなんと言っても数十秒の短時間のため、
勉強が嫌いな子でもなんとなく勉強をすることもできるようです。

いずれ、「学校でのお勉強」だけではなく「仕事のためのお勉強」においても、
動画が中心になる時代がすぐそこまで来ているのかもしれませんね。

TikTokはもはや音楽、ファッション、料理、エンタメなどありとあらゆるジャンルのブームの中心地にいます。TikTokをきっかけとして商品が売れていく「TikTok売れ」という言葉まで生まれました。

例えば、焼肉店さんの「お肉の入った木箱を開けるとドライアイスの煙がモクモクと上がる動画」とか、ケーキ屋さんの「モンブランの上にその場でクリームをかけている動画」。
そんな動画がきっかけとなって、お店に若者が押し寄せる時代なのです。

・ダニエル（YouTube・TikTokプロデューサー）慶應SFC卒、元楽天MVP、（株）ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者・新刊「TikTokショート動画マーケティング」累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ＆プロデュース実績（40以上）・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上（プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月）