動画の「企画」を考えよう｜TikTok運用戦略

企画はTikTokのレベル感に合わせるのがポイント

企画を考える上で重要な点は、「ＴｉｋＴｏｋのレベル感に合わせたコンテンツを届ける」ということです。例えば、週刊誌に学会レベルの論文がズラっと掲載されていたとして、誰も読まないと思います。

そのように、媒体のレベルと温度感に企画コンテンツを合わせていくというのは非常に重要です。

手っ取り早くレベル感を合わせる方法は、今現在TikTokで流行っている動画の構成や流れをそのまま真似てみるということです。
TikTok初心者の企業やビジネスマンの方ほど「他にはないオリジナルコンテンツを」と考えてしまいますが、それは間違いです。

なぜなら、TikTokでの勝負の時間は１～３秒以内だから。その間に目を惹き、かつ視聴を続けてもらうためには、
「見たことありそうな企画だな、流行っている企画だ」と思ってもらうことが重要で、オリジナルの路線はなかなか伸びにくいのです。

「動画のネタを真似しても大丈夫なの？」と疑問に思う方がいるかもしれませんが、ＴｉｋＴｏｋは、基本的に真似・流行の乗り合いの文化です。
もちろん著作権等の権利があるものは例外です。

企画に悩んだ時には、「トレンド」を活用するのもおすすめです。
「トレンド」というのは、ユーザーにたくさん動画を投稿してもらうためにTikTokが用意している機能です。

アプリの下部にある「トレンド」をクリックすると、人気上昇中の動画やハッシュタグなどが一覧で出てきます。つまり、ここを見ると人気のあるエフェクトやお題、テーマ、コンテストなどがわかります。

トレンドに表示されているテーマは、ユーザーが盛り上がっているテーマなので、それに沿った企画にすることは、おすすめ表示の増加や視聴維持にもつながります。

・ダニエル（YouTube・TikTokプロデューサー）慶應SFC卒、元楽天MVP、（株）ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者・新刊「TikTokショート動画マーケティング」累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ＆プロデュース実績（40以上）・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上（プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月）