「参考になるな」と思ったアカウントを
分析しよう|TikTok攻略
トレンドの変化には1日~1週間スパンでの対応が必要
1ヶ月前に通用していたテクニックが通用しなくなる……そうしたトレンドの変化に対応するためには、1日~1週間スパンで対策を講じる必要があるでしょう。
そのためには、普段から「参考になるな」と思ったアカウントを分析し、トレンドをチェックしておく必要があります。
そこで、そのための簡単な手法をご紹介します。ポイントは、次の3つです。
①参考になるなと思ったTikTokアカウントは、アカウントのリンクをまとめておく
②動画の再生回数の高いものをピックアップして分析
③他アカウントの初期からのPDCAの流れを見る
参考になるアカウントのリンクをまとめておこう
参考になるアカウントを発見した際に「フォロー」するだけだと、実はあまり動画が自分のタイムラインのおすすめに上がってこず、どのアカウントをフォローしたか忘れてしまいがちです。
これは、TikTokがアカウントそのものよりも、動画単体を評価しておすすめなどを強くプッシュする媒体だからです。
そのため、参考になるなと思ったアカウントは、フォローするだけではなく必ずプロフィールリンクをメモ帳などにまとめておきましょう。
その際に、どういうアカウントかが一発で参考になるように、「属性」「発信の内容」「強み」を簡単にまとめておくといいでしょう。
例えば次のようにメモにまとめておくと、あとで振り返りがしやすいです。
ラーメン屋・立ち上げの裏を紹介・トークが惹きつける
https://www.tiktok.com/xxxxxxxx
これは、私がTikTokのコンサルやプロデュースをする際に実際に使っている手法で、特別な技術もパソコンなども必要なく、スマホのメモ帳などでもできるため、おすすめです。
空き時間や移動時間などでサクッとまとめておくと効率的です。
他アカウントの初期からのPDCAの流れを見てみよう
「参考になるアカウントの初期の動画と今の動画で何が変わったのか」というのを分析すると、とても効果的で、自分のアカウントでも適用できる改善点が見えてきます。
例えば社長発信のビジネスアカウントを分析するケースを考えてみましょう。
初期の頃はダンス動画やVlog、流行りのハッシュタグの曲などに乗っかって動画を撮っていて、再生回数は数百回程度で伸びていなかったとします。
しかし、社長の説教トークの隠し撮りが70万再生をしていて、その後はそのアカウントは社長の説教トークのコンテンツを中心にアップし、再生回数が平均で10万再生を超えていました。
そうすると、このアカウントが今まで辿ってきた軌道修正と、どういったコンテンツとその本質がヒットしているかが見えてきます。
つまり、「怒り」という感情が動画コンテンツとして惹きつけるフックになり、さらにフィクションではないリアルな動画としてユーザーがハラハラしながら視聴を続けることで、
結果的に「平均視聴時間」「視聴維持率」「視聴完了率」が高まる動画となった、と分析することができます。
そうした分析結果を自分のアカウントでも当てはめてみるようにしましょう。
「TikTok攻略書籍」当サイトの記事を丸っと分かりやすく図解で開設!
秀和システム (2022/12/1)
「TikTokショート動画マーケティング」
当サイトの管理人プロフィール(TikTokプロデューサー)
・ダニエル(YouTube・TikTokプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・新刊「TikTokショート動画マーケティング」累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)