「平均視聴時間」「視聴維持率」「視聴完了率」を攻略しよう|TikTok攻略
注目しておきたい3つの指標
TikTokを攻略する上で、「合計再生時間」と共に注視しておきたいのが「平均視聴時間」「視聴維持率」「視聴完了率」の3つの指標です。
■平均視聴時間
ユーザーがTikTokの動画を視聴した際の平均時間です。クリエーターツール→インサイト→【コンテンツ】タブの「動画投稿」で確認できます。
動画の途中で離脱するユーザーがいる以上、平均視聴時間は動画の尺より短くなります。当然、平均視聴時間が長い方がTikTokにとって価値のあるコンテンツとしてAIに判断されます。
■視聴維持率
動画の尺に対しての平均視聴時間の割合です。インサイトに表示される指標ではありませんので、自分で計算してみましょう。
例えば、1分の尺のTikTok動画に対して平均視聴時間が36秒の場合は、視聴維持率は60%ということになります。
視聴維持率は、視聴者がどのくらい動画に留まってくれたかの指標になります。目安としては、視聴維持率60%以上を目指しましょう。
つまらないコンテンツだとすぐにユーザーは離脱してしまいますから、視聴者維持率を上げていくためには魅力的なコンテンツを作る工夫が必要です。
■視聴完了率(動画をフル視聴)
動画を最後まで100%視聴したユーザーの割合を示します。
クリエーターツール→インサイト→【コンテンツ】タブの「動画投稿」で確認できます(画面上では「動画をフル視聴」という名称で表示されます)。
視聴完了率はTikTokが2021年頃から重視している指標とされています。
実際に私が様々なTikTokアカウントをコンサル・プロデュースしていく中でも、動画の平均視聴完了率が高い動画はおすすめに表示される確率が特に高いということが、データとして明らかになっています。
目安としては視聴完了率が30%を超えられると、かなり高いパフォーマンスが見込めます。
3つの指標を上げるための5つのポイント
平均視聴時間と視聴維持率、視聴完了率はほぼ相関的な関係にありますので、次のポイントを踏まえて動画を撮ることができれば、どの指標も格段と良くなっていきます。
①テンポと展開を小刻みに(1秒に1回は効果音か画面切り替えを入れる)
②上下にテキストを入れた切り抜き動画を作る
③オチを最後に持ってくる構成にする
④気づいたら繰り返し見てしまっているループ動画にする
⑤何度も見返してやっとわかる動画にする
テンポと展開を小刻みにしよう
私がクライアントのいろいろな動画を分析した結果、1秒間におさまる情報量が多ければ多いほど、ユーザーは動画に留まってくれることがわかりました。
情報量を多くするためには、以下の方法があります。
原則として、1秒に1回は効果音か画面切り替えを入れるようにしてください。
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秀和システム (2022/12/1)
「TikTokショート動画マーケティング」
当サイトの管理人プロフィール(TikTokプロデューサー)
・ダニエル(YouTube・TikTokプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・新刊「TikTokショート動画マーケティング」累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)