「コメント分析」をしてみよう|TikTok攻略
コメントには視聴者のリアルな本音が表れる
インサイトで確認できる指標ではありませんが、TikTokのコンテンツに寄せられるコメントを分析するのも、動画の改善に役立ちます。
TikTokは、かなりユーザーのコミュニケーションのハードルが下がった状態で使われるアプリです。
そのため、リアルな本音がコメントから浮かび上がってくる場合が多く、コンテンツの分析やネタ探しに非常に有効です。
ネガティブコメントは必ず1割あるので気にせずに
まずコメント分析で気を付けていただきたいのは、「アンチコメントは必ず1割は付く」ということです。TikTokやSNSでの発信が初めての方は、ここに気を付けましょう。
コンテンツがバズると1本でコメントが1000件以上付いたりもしますが、そのうち約1割はアンチコメントというのが相場です。これはしょうがありません。
急にビックリするコメントがたくさん付くので「自分は嫌われているのかな?」「大丈夫かな?怖いな」と感じて、更新をストップしてしまうというケースがよくあるのですが、
どんなに好かれているTikTokerでも、このぐらいの割合でアンチコメントはつきます。そういうものだと捉えてください。
ヒット動画はコメントを見るだけでも勉強になる
ヒットしている動画やおすすめに上がってくる動画は、コメントだけでも分析してみましょう。そこにユーザーが感じる本質が表れ、動画改善のヒントが隠されていたりします。
例えばダンス動画などで数百万再生回っている動画を見たとします。一見「かわいい子がただ踊っているだけかな」と思いきや、コメントには「ぎこちなさに親近感がある」「素人っぽい下手さがかわいい」などというコメントがたくさん付いていたりします。
つまり、これはTikTokの温度感やどこにユーザーが惹きつけられるかのヒントになるのです。
まとめ
私がコンサルティングをしている某大手メディアでも、こうしたコメントを見て「意外と間違えたり、ぎこちない素人感を出した方が売れるな」という気づきを得たことで、より素人感、大げさなコテコテ感が出るように話し方や身振り手振りを改善したことがあります。
その結果、それ以前には数百~数千回だった再生回数が、一気に数万~数十万回になりました。
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秀和システム (2022/12/1)
「TikTokショート動画マーケティング」
当サイトの管理人プロフィール(TikTokプロデューサー)
・ダニエル(YouTube・TikTokプロデューサー) 慶應SFC卒、元楽天MVP、(株)ダニエルズアーク代表取締役、「売れない時代にすぐ売る技術」著者 ・新刊「TikTokショート動画マーケティング」累計391万チャンネル登録のYouTubeチャンネル立ち上げ&プロデュース実績(40以上) ・YouTubeコンサルティング200チャンネル以上(プロデュース系 SEO1位獲得 2022年12月)